最近ほんだよんについて。

中学3年生の冬-
あれは受験を控えた面接練習の時のこと。
何故だか覚えてないが一人一人
クラスメイト全員が見守る中
やらされた記憶が。
先ずノックして「失礼しまあ~す」と言い
扉を開ける。
先ずその時点で自分の身幅よりも
扉を開けていなかった為に無理矢理
狭い幅にも関わらず入ろうとし
スムーズに入室が出来ず、
もう笑いが込み上げた。
周りも笑ってるのがわかって余計に
その状況もたまらなかった。
(小さい頃から真面目なシーンになると
笑いが込み上げる性分)
とにかく私の担任はあまり冗談が
通じないタイプでただただ真面目な
先生だった。
笑っている私には気も留めず
どんどん次へ進めていく。

担任が真面目にこう質問した。

『最近ほんだよんはなんですか?』

私(...!?ほんだよんっ????)
→担任は気付いてない。
じっと真面目な眼差しでこちらを見つめる。

私(本人気付いてないから笑ってはいけない。)
そんな葛藤が一瞬行われた後、
周りの皆が笑い出した。
…!!!!!!
私ももう我慢できずに笑ってしまった。
担任も皆んなの様子に気づき始め
遂に他のクラスメイトが先生に
ほんだよんって言ってましたよ!!
って言ってくれた。
私(…涙。ありがとう!!!!言ってくれて)
担任『ふふふごめんなさい。読んだ本です!』
笑ったのは束の間直ぐに質問に戻そうとする
真面目ぶり。涙
こっちは真面目な回答どころじゃない
というのに…
箸が転がっても面白かった時代。
この時から人が言葉をかむのを指摘せずには
いられなくなったのかもしれない。(盛る)
(〜面接練習の記憶より〜)


『読んだ本』っていうワードを聞くと、
思い出さずにはいられないこの
しょうもないシーン。
最近読んだ韓国人著者の本についての話。
【+1cm】
1時間くらいで読み終わってしまった。
挿絵が可愛いくて癒されるし
絵も内容も面白かった。
買う前にペラペラとめくった感じ
ありきたりな内容かなと思いながら
ほかに読みたい本もないしと思って
購入したが、私の感想としては
結構面白かったと感じる。
お気に入り本の中に仲間入りしそうなほど。
(上から目線ごめんなさい)
特に男女の価値観やものの捉え方の違い
が本当に分かりやすくて面白かった。笑
実際につまらないことで沸々と思ってしまい相手を困らせることがあるから
理解するよう努めねばと思わせられた。
読んだ後ほっこり温かくてやさしい
気分になる一冊。
【自分にかけたい言葉〜ありがとう〜】

タイトルと装丁からしてやさしさ
溢れ漏れてる感じでそんなに
最近頑張ってもいないが癒されたくて
購入。
読んだ感想としては、
やさしくて愛ある言葉で包まれて慰められる一冊という感じ。詩のような部分も。
お疲れ様。って
ポンポンと肩をたたいてくれるイメージ。
短くて読みやすくてひとつひとつ短いから
時間がない人も読めそう。
いろんなことに疲れて泣きたい夜に読みたい。知らないまま頑張り過ぎてしまった人の癒しになりそうな本。
(後の感想はオブラートに包みましょう。)

【死にたいけどトッポッキは食べたい】
装丁が私の好きな色合わせどツボで
キュンとしてしまった。
あんまり考えずに購入してしまった。
題名だけだと、つらいこともあるけど
人生は一度きり!やりたいことやろうぜ!
みたいな明るい本なのかと思ったけど
見当違いだった。
気分変調症を患った著者の
精神科医との会話記録をまとめた
エッセイになっている。
誰でもあり得るだろう
感情の不安定さどうしようもない
気分の落ち込みや表現しようのない
自分の中にあるやるせない気持ちが
ありのまま綴られている。
育った環境、学歴社会や外見至上主義、
社会の価値観によって自分を愛せない人
にとって慰めになればという著者の気持ち
が込められた本。

読んで理解するのに自分には
時間がかかった。
簡単に見えてとても複雑な内容だった。












読んだら思わず
お腹が減ってしまうような
そんなフードエッセイが読みたい今の気分。

食べ物を写真でみるのもそそられるけど
絵として描かれたのを見ると
もっとそそられる。
モンブランの絵は特に好きだ。

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NYM2

韓国やら食べ物やら徒然なるままに。